教育・子育て

[PR]非認知能力を伸ばすには、「環境」が大切

2021年9月23日

  • この記事の目次  ※掲載内容は2021年9月時点での情報です。
    • 非認知能力と環境
    • 子どもの発達における幼児期の環境の重要性
    • [PR]Benesseこどもちゃれんじの特徴
    • 年齢に合わせた遊びを用意している
    • しつけの要素が多く含まれる
    • 私はキャラクターが出てこないオリジナルの絵本部分が好き

非認知能力と環境

非認知能力は、将来の成功に関係することが明らかになっています。非認知能力とは、やり抜く力、好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さ、回復力などを指します。読み書き計算や分析の能力などの認知能力に対して非認知能力と呼ばれています。

この力を伸ばすためには、「特定の指導法」よりも「環境」が大切だと言われています。そのため、非認知能力を伸ばすためには「子ども」に働きかけるのではなく、「環境」に働きかけるべきだということになります。

子どもたちが育つ環境には、学校や家庭があります。例えば家庭では、家庭の経済状況や親の教育歴などが環境要因に挙げられることが多いですが、近年、神経科学者や心理学者などは別の要因に着目しています。それは、「ストレス」です。環境の中で子どもの発達を最も左右するのは「ストレス」だというのです。

(National Scientific Council on the Developing Child,”Excessive Stress Disrupts the Architecture og the Developing Brain,”Working paper 3,updated edition,2014)

適度なストレスは、子どもの発達に有益ですが、過度なストレスや慢性的なストレスは子どもの発達に大きな悪影響を及ぼします

子どもの発達における幼児期の環境の重要性

幼児期、特に3歳未満の時期は、子どもの発達を促す絶好の時期であり、同時に危険が潜む時期だという証拠があります。ごく幼い時期の子どもの脳は、他のどの時期よりも環境からの影響を受けやすいそうです。それは、神経系の基盤ができる過程にあるためです。この基盤は、認知能力と非認知能力の両方に関わります。このように幼児期の環境は大切であるにもかかわらず、ある研究報告では、アメリカの3歳未満の子どものための公的資金は、幼児全体の6%しかないことが示されています。

(ポール・タフ、私たちは子どもに何ができるか、EIJI PRESS.2017)

現在3歳の私の娘は、2歳時に公立保育園に通いました。この時期の娘の発達は本当に劇的なものでした。一人っ子ということもあり、親以外の先生方や同年代の子ども同士の関わり合いが娘の発達に良い影響を与えたことは明らかでした。

こうやって記事を書きながら、私自身夫婦共働きということもあり、家での子どもとの遊びに十分な時間を割けなかったことについて、反省の気持ちがあります。一方で、家での遊びとして取り入れて良かったと思っている遊びがあります。それは、Benesseの「こどもちゃれんじ」です。

こどもチャレンジの教材で遊ぶこども

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日本の幼児教育は、子どもの発達を5領域の視点から捉えます。5領域は、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」からなります。一方、しまじろうは、幼児期の学びを「ことば」「ひらがな」「数」「図形」「考える力」「生活習慣」「社会性」「自然科学」「音/リズム」「表現」に分類しています。5領域を更に細分化しているように思います。つまり、公的な幼児教育のねらいとこどもちゃれんじが目指しているこどもの育ちは大枠として類似していると言えます。

5領域には指針を策定している研究者や現場保育者の考え方が盛り込まれているものと思います(極端に言うとトップダウン)。「幼児の視点」「幼児の権利」を大切に構成されているように感じます。一方で、こどもちゃれんじは保護者の視点を多分に反映させながら幼児が楽しく体験するという視点を意識していると思われます(ボトムアップ)。この点はこの教材の大きな特徴だと思います。

歯磨きが嫌いなわが子も

しまじろうだと喜んで歯を磨いてくれます

年齢に合わせた遊びを用意している

この教材がすごいと思うのは、年齢に合ったものを提供しているということです。きっと、利用者のモニタリングなど様々な工夫をしているのだと思います。この教材には、「おもちゃ」がついてきます。0歳児だとボールをころころ転がしたり、1歳児だと列車に動物をのせてはしらせたり、2歳児・3歳児だとお買い物ごっこをしたり、年齢に合ったおもちゃが送られてきて、娘は毎回遊び込んでいます。子どもの考える力を養いながらも保護者や兄弟との関わり合いをねらっているところは素敵だと思います。素材はプラスティックが中心です。一方で私は木のおもちゃが好きなので、木の素材のおもちゃを別で買って娘と一緒に遊んでいます(有名なシュタイナー教育も自然の素材を強調していますね)

しつけの要素が多く含まれる

例えば、しまじろうの絵本には、「スーパーで未精算の商品には触らない」「電車の中では固まって静かにする」「外では手を繋ぐ」などの大人から見た、あるいは社会生活を送る上で文化的に大切な内容をしつけの観点から「約束」という形で紹介しています。言葉でうまく説明できないのですが、絵本でしつけをしていることにいくらかの抵抗を感じることもあります。しかし、実際に一定の効果(子どもの育ちに関して)があるのは間違いないと思います。

娘を公園に連れて行くと、周りの保護者が「じゅんばんばん!」と子どもに言っている姿を頻繁に見かけます。これは、しまじろうの絵本やDVDに出て来る言葉(歌)です。楽しく、社会性を身につける工夫がされている結果だと思います。

私はキャラクターが出てこないオリジナルの絵本部分が好き

こどもちゃれんじの絵本の中には、このような生活習慣や社会性を育むためのテーマ以外にも、キャラクターと関係のない絵本の箇所が含まれます。私は、個人的にこの部分を読み聞かせるのが好きです。本当は好きな絵本が他にもたくさんあり、読み聞かせてあげたいのですが、娘は1歳のころから毎日しまじろうの絵本を私にオーダーしてきます。毎日寝る前のルーチンは、しまじろうの絵本です。子どもが自分から読みたいと言い続けるところは、製作者側のいろいろな工夫の賜物だろうと思います。

繰り返し読んでいるので、本はボロボロに

0歳時からしまじろうを始めた娘も3歳になりましたが、この教材は家族にとって良かった

と感じています。「こどもちゃれんじ」HP、要チェックです。

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